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こんにちは。ycba.info 運営者のHです。
タイムアウトを取るタイミングは、戦術として取りたい場面と、規則上認められる機会を分けて考えます。連続失点、ボール運びの整理、終盤の次の攻守など、伝えたい内容を決め、認められる機会に申し込みます。「何点差なら必ず取る」と一律には決めません。
ミニバスのタイムアウトは、各クォーターに1回、各オーバータイムに1回、1回45秒です。使わなかった回数を次のクォーターへ持ち越すことはできません。
交代できる時機はクォーターによって異なります。第1〜第3クォーターはインターバルまたはハーフタイムに限られ、第4クォーターとオーバータイムでは規則で定める交代の機会に認められます。タイムアウトを取れば、どのクォーターでも自由に交代できるわけではありません。
- タイムアウトは各クォーター1回、各オーバータイム1回
- 1回45秒で、次のクォーターへの持ち越しはできない
- 第1〜第3クォーターの交代は、インターバルまたはハーフタイムのみ
- 第4クォーターとオーバータイムは、交代の機会に交代できる
- 出場人数の条件は登録人数で変わり、大会要項の確認も必要
2026年9月26日更新:2026バスケットボール競技規則とU12カテゴリー向けTOマニュアルを基に、交代できる時機、出場条件、インターバル時間を全面的に見直しました。
ミニバスのタイムアウトは各Q1回・45秒
U12の回数と時間を確認したうえで、使う目的と認められる機会を組み合わせます。第1〜第3クォーターは、タイムアウトを取るだけでは通常の交代はできません。
| 確認項目 | U12の規定 |
|---|---|
| 回数 | 各クォーターに1回、各オーバータイムに1回 |
| 時間 | 1回45秒 |
| 持ち越し | できない |
| 申し込みをする人 | ヘッドコーチまたはファーストアシスタントコーチ |
| 申し込み先 | スコアラーズテーブル |
第1クォーターでタイムアウトを使わなくても、第2クォーターで2回取れるようにはなりません。オーバータイムを行う場合は、オーバータイムごとに1回のタイムアウトが認められます。
45秒の計測は、審判が笛を鳴らしてタイムアウトのシグナルを示したときに始まります。TOは35秒と45秒にブザーを鳴らします。
タイムアウトを取るタイミング
以下は判断を整理する場面例であり、特定のチームで検証した必勝法ではありません。残り時間、保有、相手の状況と、選手に伝えられる内容を見て判断します。
| 場面 | 整理したいこと | 注意点 |
|---|---|---|
| 連続失点・ボール運びの乱れ | 次の攻守の優先事項を絞る | 点差や失点回数だけで自動的に決めない |
| 相手の得点直後 | 得点された側のタイムアウトの機会を確認 | 申し込みと実際の宣告を分ける |
| クォーター終盤 | 残り時間・保有・次の再開を共有 | 残り何秒という万能の基準は置かない |
| 選手交代が目的 | 該当Qで交代できる機会か確認 | 第1〜第3Qはタイムアウト中の通常交代は不可 |
申し込んだ時点でプレーや計時が止まるわけではありません。実際に認められる場面は次節の規則の説明で確認してください。タイムアウト中は伝える内容を絞り、再開後に何を行うかが選手同士で共有できるようにします。
タイムアウトを申し込む方法
ヘッドコーチまたはファーストアシスタントコーチがスコアラーズテーブルへ行き、はっきり聞こえるようにタイムアウトを申し込み、手で所定のシグナルを示します。プレー中に申し込んだ場合は、次にタイムアウトが認められる機会が来たときに審判が宣告します。
タイムアウトは、審判が笛を鳴らしてシグナルを示してから始まります。コーチが申し込んだ時点や、選手がベンチへ向かい始めた時点ではありません。
タイムアウトが認められる主な場面
タイムアウトの機会は、主に次の場面で始まります。
- ボールがデッドになり、ゲームクロックが止まったとき
- 最後のフリースローが成功したとき
- 相手チームがフィールドゴールを決めたとき(得点されたチームから申し込みがある場合)
ファウルの後は、審判がスコアラーズテーブルへの伝達を終えてから機会が始まります。スローインをするプレーヤーや最初のフリースローを打つプレーヤーにボールが与えられると、その機会は終了します。
自チームが得点しただけでは、得点したチームにタイムアウトの機会は生じません。第4クォーターと各オーバータイムの残り2分以下でも、U12ではフィールドゴール成功時にゲームクロックを止める規定を適用しません。審判が中断すれば常にタイムアウトや交代が認められるわけでもありません。2026規則の第18条の補足は、得点されたチームへのタイムアウト・交代など規則上想定する中断と、備品の不具合・ボールが遠くへ転がる・モップなど規則上想定しない中断を区別し、後者ではタイムアウトや交代は認められないとしています。
根拠は、JBAの2026バスケットボール競技規則 ミニバスケットボールにおける適用規則の相違点第18条です。
タイムアウト中に交代できるかはQで異なる
| 試合の区分 | 交代できる時機 |
|---|---|
| 第1〜第3クォーター | クォーター間のインターバルまたはハーフタイム |
| 第4クォーター | 規則で定める交代の機会 |
| 各オーバータイム | 規則で定める交代の機会 |
第1〜第3クォーターはタイムアウト中でも交代できない
第1〜第3クォーターの途中では、タイムアウトが認められても交代はできません。交代できるのは、第1クォーター終了後、第2クォーター終了後のハーフタイム、第3クォーター終了後です。
けがや失格など、規則に定められた特別な状況は別に扱われます。通常の戦術的な交代については「タイムアウトを取れば交代できる」と覚えないようにしましょう。
第4クォーターとオーバータイムは交代の機会に交代できる
第4クォーターとオーバータイムでは、ボールがデッドになってゲームクロックが止まったときや、最後のフリースローが成功したときなどに交代の機会が始まります。
U12では、第4クォーターとオーバータイムの残り2分以下でも、フィールドゴール成功だけではゲームクロックを止めません。そのため、得点直後という理由だけで両チームが交代できるわけではありません。タイムアウトなど規則で想定された理由により審判が笛を鳴らした場合は、その場面で通常どおり交代が認められます。
交代は選手本人がTOへ申し込む
交代要員は本人がスコアラーズテーブルへ行き、交代を申し込みます。交代席が設けられている場合は、すぐにプレーできる準備をして座ります。コーチがベンチから交代を伝えるだけでは、正式な申し込みになりません。
TO担当者の動きまで確認したい場合は、JBAのU12カテゴリー向けTOマニュアル ハンドブックも参照してください。
「全員出場」の条件は登録人数で変わる
ミニバスの出場条件は、「登録選手全員が前半と後半に1クォーターずつ出る」という規定ではありません。2026年の規則では、登録人数に応じて次のように定められています。
- 10人以上を登録するチーム:第3クォーターまでに少なくとも10人を出場させる。出場した選手は第3クォーターまでに少なくとも1クォーター、最大2クォーター出場する
- 8人または9人を登録するチーム:登録した全員を出場させ、第3クォーターまでに各選手が少なくとも1クォーター出場する
- 共通:第1〜第3クォーターの3つすべてに連続して出場することはできない
大会主催者が参加人数や競技方法について別の条件を定める場合があります。試合前に、その大会の要項と申し合わせ事項も確認してください。
試合時間とインターバルも確認する
| 区分 | 時間 |
|---|---|
| 各クォーター | 6分 |
| 第1・第2クォーター間 | 1分 |
| ハーフタイム | 5分 |
| 第3・第4クォーター間 | 1分 |
| オーバータイム | 各3分 |
| オーバータイム前・各オーバータイム間 | 2分 |
大会方式によっては、オーバータイムを行わず同点で終了する場合もあります。標準の競技時間と大会独自の取り扱いを分けて確認しましょう。バスケットボール全体の基本規則との違いは、バスケルール一覧でも整理しています。
試合前に確認するチェックリスト
- 各クォーターでタイムアウトを使ったかを別々に管理する
- コーチはスコアラーズテーブルへ明確に申し込む
- 第1〜第3クォーターは、途中のタイムアウトで交代させない
- 第3クォーター終了までの出場条件を登録人数に合わせて確認する
- TOはタイムアウト開始後35秒と45秒にブザーを鳴らす
- 大会要項に独自の競技方法がないか確認する
タイムアウトと交代は、同じ中断中に扱われることがあっても、認められる条件は別です。各クォーター1回・45秒というタイムアウトの規定と、クォーターごとに異なる交代時機を分けて覚えると、試合中の混乱を防げます。
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