JBAの一般競技規則では、同じクォーターでチームファウルが4個記録された後、チームファウルのペナルティの状態になります。5個目以降の一定のパーソナルファウルで2本のフリースローが与えられますが、すべてのファウルが一律に2本になるわけではありません。
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チームファウルに数えるのはプレーヤーのファウル
JBAの2026競技規則・第41条では、プレーヤーに記録されるパーソナル、テクニカル、アンスポーツマンライク、ディスクォリファイングの各ファウルをチームファウルとして数えます。本記事はこの一般規則を対象にしています。
個人ファウルはプレーヤーごとの記録、チームファウルはそのチームのプレーヤーに記録された対象ファウルの集計です。同じ選手が3個、別の選手が1個なら、そのクォーターのチーム合計は4個になります。これは説明用の例で、実際の試合記録ではありません。
コーチやベンチの行為によってヘッドコーチに記録されるテクニカルファウルは、プレーヤーに記録されるテクニカルとは区別します。ベンチのテクニカルをすべてチームファウルへ加算してはいけません。
5個目以降でもフリースローが2本とは限らない
| 場面 | 基本の考え方 |
|---|---|
| 4個記録された後、シュート動作中ではない相手へのパーソナルファウル | チームファウルの罰則により2本のフリースロー |
| ボールをチームコントロールしている側、またはボールを与えられる側のパーソナルファウル | チームファウルの罰則を適用せず、相手のスローイン |
| シュート動作中へのファウル | シュートの成否や2点・3点など、該当する規則で処置 |
| テクニカル・アンスポーツマンライクなど | ファウルの種類に対応した罰則で処置 |
例えば、チームファウルが4個のチームが、通常の守備でシュート動作中ではない相手を押して5個目のパーソナルファウルをした場合、ファウルをされたプレーヤーに2本が与えられます。一方、攻撃側がボールをコントロールしているときのスクリーンのパーソナルファウルなら、同じ5個目でも基本は相手のスローインです。
また、シュートファウルでは、チームファウルがまだ1個目でもフリースローになる場合があります。「5個目だからフリースロー」「4個以下だからスローイン」だけで判定せず、ファウルの種類と発生場面を先に確認します。
クォーターと延長で集計はどう変わる?
チームファウルはクォーターごとに集計します。ただし延長のファウルは、第4クォーターに起こったものとして扱います。第4クォーターで4個記録されていれば、延長開始時もそのペナルティの状態を引き継ぎます。延長のたびに0個へ戻す処理ではありません。
プレーのインターバル中のチームファウルは、次のクォーターまたは延長に起こったものとして扱います。個人ファウルの累積とチームファウルの集計期間は違うので、クォーターが変わっても個人の記録まで消さないようにします。
TOでは回数とファウルの種類を照合する
テーブルでは、審判の示したプレーヤー番号とファウルの種類を記録し、個人の記録とチーム集計を照合します。表示の数字だけで、次の再開方法まで先回りして確定しないことが大切です。
2026競技規則の第49条では、チームファウルの表示器具はその時点の数を表示し、クォーター内の4個目が発生してボールが再びライブになった後に、完全な赤色表示へ変えて数は表示しないとしています。国内大会での担当はアシスタントスコアラーです。5個目まで待つ処理ではありません。使用する表示器具と大会のTO運用を事前に確認してください。
不一致に気づいたら、プレーを独自に止めたり回数を推測で直したりせず、定められた合図とタイミングで審判へ確認します。大会前にはスコアシート、表示器、マーカーの担当を決めておくと、記録の照合がしやすくなります。
ミニバスやNBAの数字を混ぜない
この説明はJBAの一般競技規則です。U12、3×3、NBAなどの別の規則や、大会独自の特別ルールを同じ表へ混ぜていません。担当する大会のカテゴリーと適用規則を確認してください。
覚える順番は、対象ファウルを数える、4個記録された後の状態を確認する、種類とチームコントロールに応じた罰則を確認する、の3段階です。この順番なら、ベンチのテクニカルや攻撃側のファウルも区別できます。
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